顎関節症について
- 顎が痛くて口が開かない
- 顎ががくがくする
- 口を開け閉めする際、左右にずれる
これらを総称して顎関節症といいます。
治療法
- レントゲン写真を撮影し、診断を行います。ここでマウスピースの型どりを行います。 (マウスピースを就寝中にお口の中に入れることによって、ずれてしまった顎を正常な位置に戻す効果があります。)
- 2回目の来院時にマウスピースの使用方法を説明いたします。
- 1週間後マウスピースの使用方法を説明いたします。
以上が一般的な治療方法です。
マウスピースの装着後、1ヶ月経過しても症状が改善しないときは、顎関節の外科的手術の必要性が考えられ、大学病院にご紹介する形となります。
親不知の抜歯について
親知らずとは?
親知らずとは前歯から数えて8番目にある一番奥の上下4本の歯をさします。
通常12歳ごろには乳歯から永久歯にはえ変わりますが、親知らずは15歳くらいに生えてきます。
もっとも、歯のはえ変わる時期は個人差があり、20歳を過ぎてからはえる方や、もとから親知らずがはえて来ない方などもいます。
親知らずがもたらす弊害について
大昔の人は8番目の親知らずも奥歯として機能していました。
しかし、食生活の変化にともない顎が小さくなり、8番目の奥歯のはえるスペースがなくなってしまいました。
その結果、傾いてはえて来たり、一部分のみはえたり顎の中に埋まったままになるケースが多いのです。
そんな親知らずが引き起こす問題は、
- 親知らずがきちんと萌出せず、歯ぐがかぶっている場合、歯と歯ぐきの隙間から汚れが入り込み炎症をおこしたり痛んだりします。
- 斜めにはえてきて歯磨きがしにくい場所ができ、虫歯になりやすい。
- 本来はえてくる余裕が無いのにはえてくるため歯並びを悪くする。
等です。
親知らず4本がきちんとかみ合っていれば問題はありませんが、他の歯に悪影響を及ぼす場合は早めに医院での治療をお勧めします。
医院にて
親知らずに異常を感じましたら、医院にてその旨を伝えてください。
初めての方は問診表を渡されますので、ご記入下さい。
簡単な検査のあとレントゲンをお取りします。
現在の状況を把握し今後の対応策を検討します。
様々な症状に応じて適切な処置をご説明いたします。
親不知の抜歯のみならず、歯を抜くという行為は不安なものです。
古市場デンタルクリニックではご安心していただけるよう、丁寧な説明を心がけております。お気軽にご相談ください。