睡眠時無呼吸症候群とは夜間の睡眠中に無呼吸と低呼吸(いびき)を繰り返す病気です。
無呼吸とは、10秒以上呼吸が停止している状態のことです。低呼吸とは、息を吸う深さが浅くなり、吸気振幅が50%以上減少する呼吸等が10秒以上続く場合です。
睡眠時間はしっかり取れているのに起床時スッキリしない、日中も眠気が強い、集中できない
そんな方は睡眠時無呼吸症候群かもしれません。
ほおっておくと循環器系や呼吸器系に悪影響を及ぼし、
高血圧や心筋梗塞、脳卒中などのリスクが高まり、最悪の場合は死につながります。
歯科では、口腔内装置を用いて治療します。
患者さんの歯型に合わせた口腔内装置を作り、夜寝る前に装着します。
装置により、下あごを前方に固定し気道が確保されイビキが軽減されます。
約70%の患者さんに効果が認められています。
イビキが気になるというかたは是非一度、医療機関への受診をおすすめします。